Back n Forth Forever

立教大学4年、国際協力系の学生団体を引退し、アメリカ留学を始めた2013年8月。三か月の語学留学と、残りの 学部留学合計10か月で得た「経験」や「後悔」についての総括。

【国内】進む観光大国化、日本〈直島編〉

 
 

実は9/28の夜中から29日にかけて、
四国は香川県にある、『直島』という島に
遊びに行きました。

 

きっかけは友人に、カメラ好きなら
一度は行ってみたほうがいい島があるよ
と言われたこと。
 
綺麗そうだなーという気持ちと反面、
人工的で、
そこに住む人の暮らしはどうなっているのか
気になって行ってみることにしました。
 
事前調べで見つけた記事はコチラ。
 
要約すると、
観光大国を目指す島としては欠落する点が多すぎる。
英語表記のなさ、一律の食事、交通手段の不便さなど
日本人観光客と比べ圧倒的なコストをかけてやってくる外国人観光客の満足度を満たせていない
というもの。
 
ひやひやしながら、
実際の検討がてら伺うことにすると
 
観光地化が進んでいました。
 
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こちらが入り口。

入り口まで、
付き添いの英語通訳者
外人を率いてやってきました。
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溢れる外国人。

チケット売り場にもしっかり
英語、韓国語、中国語表記
があり、
売り場の店員もカタコトですが
英語で対応していました。
 
出発アナウンスも、
日本語放送のあと英語放送があり
 
人の流れに乗って、
外国人も取りこぼしなく乗船できていました。
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島は
自転車で1日あれば十分堪能できる大きさ。
フェリーを降りてすぐに
二つレンタサイクル屋があり、
それぞれ500円という安価で
変速ギア付き自転車が借りられます。
自転車を借りた方は
荷物も無料で預かってもらえます。
 
英語話者も店員さんの中におり、
借りるのはそこまで手こずっていませんでした。
 
また、島内には様々な体感型アートがあるのですが
ボランティア?と思しき60代程度のおじ様も
"The inside of the house is so dark,so put your right hand on the wall,don't stick out of your hand please"
と説明なさっていたように
インターナショナル向けのインフラが
整備されているとは言い切れないものの、
 
外国人にも十分に
アートを感じ、
愉しむことが出来ると
感じました。
 
それよりも、私のサイクリング中に、
 
会話をわざわざとめて
『はいごくろーさんっ』
と声をかけてくるおじさんや
親切にアート内部を説明してくれるおばさん
『あんた道に迷っちゃったの?平気なの
と声をかけてくれる島民の優しさの方が、
遺すべき島のアイデンティティーだ
とかんじました。
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自然な海の碧さと雄大な景色、
穏和な島民の生活感
 
これらを残しながら、
どうかただの観光地にはならないでほしいなー
と感じました。
 
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ちなみに
遠く感じる香川県ですが
夜遅くからフェリーに乗れば、
フェリーにはシャワーも寝る場所もあり
翌朝9:00には直島にも到着出来るくらい
お手頃な島旅です。
 
私の旅スケジュールでは
9/28 20:50 東京発
        23:10 新大阪着、神戸三ノ宮駅
        23:40 三ノ宮駅到着、 
                  タクシーでフェリー乗り場へ
                  (1メーターくらい)
9/29 01:00 フェリー出発、
                  シャワーを借り就寝準備
9/29 05:50 高松へ到着、無料バスで高松駅へ移動
9/29 06:10 讃岐うどん屋さんへ(早朝営業あり)
9/29 08:00 直島行きフェリー出発
9/29 08:50 直島到着
9/29 17:00 直島出発、帰路へ
 
というような感じで、
これでほぼ全部の施設を回りながら
ゆっくりご飯食べたり海を眺めたり
リラクシングな旅になりました。
 
また、島内には2500円で泊まれるゲストハウス
複数個あるので、のんびりしたい方は
宿泊もできます!
 
更に、7000の島々を持つ日本には
勿論直島以外にも様々な素敵な島があります。
 
こちらに島々の記事を貼ってみたので、
文化祭休みや土日を利用して
旅行を検討してみてはいかがでしょう?
 
〈外さない満足度の高い島〉
 
〈不思議系、アウトローの方向け〉