Back n Forth Forever

立教大学4年、国際協力系の学生団体を引退し、アメリカ留学を始めた2013年8月。三か月の語学留学と、残りの 学部留学合計10か月で得た「経験」や「後悔」についての総括。

【留学】行く前にやらずに後悔したこと3つ。

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@portland,Oregon.緑豊か空気も澄んでいた。

ついに留学終了まで30日となりました。Final Examに追われる日々が今日から始まります。
楽しみにしていたオレゴンへの旅行が昨日終わり、やたら郷愁の念に浸って何も手につきません。

しかし時は金なり。勉強と両立しながら更新頑張ります。



今日のTOPICは
留学に行く前までに勉強しておくべきこと。

 



1)
TOEFL最低60後半までは上げておく

2)なにか深く語れるものを作っておく                                                                         

3)reading,listeningに力を入れる

 


 この三つについて話したい。

 

)TOEFL最低60後半までは上げておく

一口に「英語をやっておく」といっても、みんな「英語をや」ろうと思うだろう。

ただ、このように曖昧な設定ではどうしても目先にあるバイトやサークル活動に時間を費やしてしまう。

交換留学を考えている人は上記のスコアは海外の大学の求めるスコアの最低ラインであり
このスコアでは選べる大学はとても限られることを念頭においてほしい。


さて、私の経験から思うことは、

TOEFL50-60では最低限度のことは伝えることができる。が聞き取れない。

      60-70でやっと一通り会話がわかり、意見交換ができるようになる。

ということ。
まったく英語が喋れない状態(留学当時スコア
60弱)でこちらに来て、
やっと3か月かけて人並みに会話ができるようになり思ったことは、最初からこれくらい喋れていたらどれだけよかったのだろう?ということだ。

それに、留学してからすぐに英語力テストがあり、
その英語力に応じてクラス分けがなされる。
ここでできるだけ高いクラスで英語のレベルの高い友達を作り、
ともに時間を過ごすことが英語を上達させる上でのポイントである。

それゆえ、できる限り高いスコアを獲得しておくことは勿論、
具体的には語学留学の人であれ
60後半を取っておくことが重要であると考える。

2)何か一つ深く喋れるものを作っておく。

日本の知識を沢山入れてから行け」ということを仲介企業の人に教わった。
もちろん現在の日本が置かれている状況や観光スポットについての知識を知らないと恥をかく。
しかし、案外日本に関する知識は
留学先で感じた疑問から
日本はどのようか
ということを考える機会が沢山あるので
大きな問題はない。
それに、
私たち日本人全員がスリランカに興味を持っていないことと同じように、
全員が日本に興味を持っているわけではないのが事実である

だから、なにか日本以外のことで一つ話すことができるものを作ることだ。
なんでもよい。
カメラについてたけている人、
哲学について精通している人、ギターができる人
とにかくその含蓄を英語で伝えることができるところまで落とし込んでおくことだ

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同じ留学生でカメラを趣味にしている友達の作品。突き詰めればなんでも逸物光るものとなる。
自分と同じ分野に興味をもっている人は
少なからず他国にも存在するので、
その人たちと仲良くなることが留学を楽しくする一つのコツかもしれない。

自分の興味のないことについて、
「日本」という曖昧で脆弱な紐帯だけでつながった仲間と
肩を並べて話すことは意外と難しく、そして何より楽しくない。

だったら日本で自分の興味のあるものをとことん突き詰めて、
他国の同趣味を持つ人と胸襟を開いて話すことで、
英語の上達はおろか、他国から得た新しい知見をもとに
自分の価値観を広げるような出会いを得ることができるだろう。


3)reading, listeningに力を入れる

これについては私が影響を受けたyoutuberである
Steven Kaufmannさんの動画から学んだことである。
彼は50代のときから言語を学びはじめ、
今では11か国語話すことができるという

更に彼は留学をせずに言語を習得していることから、
自分自身での言語の勉強法について頗る詳しい。

さらに視聴者のためにとてもわかりやすい英語を使って話してくれているので、
英語初心者であっても聞き取ることができる。
さらにさらに、日本語も喋ることができるので、
言語習得の七つの秘密という日本語の動画も配信されている。

私が共感したことをまとめると、

文脈や言い回しを通してphrasewordの意味を覚えることが大事。
なぜなら
grammerをルールに沿って覚えるよりは、
文脈と語彙がわかるようになれば
どのように文章が構成されているのか自分で推測するし、
文章を読み進めることができる。
こうしていくことで、
grammerはだんだんと伸びてくる。 
また分野に特化することで同じ単語が違う形や文脈で頻出し、
単語や
phraseが覚えやすくなる。 
さらに、作者を絞ることで独特の言い回しに慣れ、
表現を盗むことができるし、
また新出の単語や
phraseに敏感になることができるのだ。

 

 

 

 

 

 

という部分。
できるだけ生の英語に触れることが何よりも実践的な英語の上達を助けることは言うまでもない。
最初はいっていることや書いてあることがわからず
何度もたちどまることが多いかもしれないが、あきらめずに続けることを留学前から行うことで
必ず英語は上達し、自分がやりたいことへのゴールに近づくことができるだろう。


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以上、
1)TOEFL最低60後半までは上げておく

2)なにか深く語れるものを作っておく                                                                         

3)reading,listeningに力を入れる


の三つが留学前にしておくべきことだ。
時間は平等に存在しているらしく、
使い方次第でどこまでも
有意義な時間というものは作れるようだ。


まだまだこの点については言及の余地ばかりの作者ではあるが、

留学に来て痛いほど学んだこのことを共有したおきたく、

oral communication のテスト勉強返上でこの記事を書き上げた。